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2009年6月30日 (火)

早川ビト

早川ビト。 この名前を聞いて、ピンとくる人、日本で何人くらいいるのだろうか? フィリピン人の父親と日本人の母親の間に生まれたビト。自分の生い立ちにコンプレックスを抱いているものの、明るく活発で、常に絶やさぬ笑顔が印象的、それがビトだ。----と、TBSの公式HPに書いてある。嵐の松本潤さんが、スマイルというドラマで演じた役だ。

『これまで数々の名作を世に放ってきた TBS 金曜ドラマに新たな歴史が刻まれる。
今回 TBS が手がけるのは、人間愛をテーマにした重厚的な人間ドラマ。』

『今年の春、金曜ドラマのテーマはズバリ “人間愛”。こんな時代だからこそ、骨太で純粋なヒューマンラブストーリーを真剣に作りたいと思っています。』

このドラマが始まる前、フィリピン人と日本人のハーフの少年が主役という設定に、どんなに素敵なドラマかとワクワクしながら1回目の放送を待っていた。

しかし、まったくの期待はずれ。さらに、主役がハーフで日本在住にもかかわらず、外国人のように差別されていたという設定で、仲間内からは、「このフィリピン野郎!」と言われていた、とのこと。 実際にドラマの台詞の中でこの言葉が何度と無く出てきた。

縁があって国際結婚をして、生まれてきた子供が差別を受ける。 という設定なら、もっとその背景にある事柄まで描写して、過去の出来事にこんなことがあったから、今このハーフの子供が差別されたなど、奥の深い説明も全く無しに、僕の推測では、とりあえず日本に住んでいるフィリピン人が多いからそういうことにしておけって感じで脚本家が書いただけのような気がする。 他の外国人、特に日本在住の東南アジア系の外国人とのハーフではいろいろ面倒な問題が起きるから、てっとりばやくフィリピン人を選んだ。そんな安易な発想ではなかったか。

そのせいで、主人公を他の仲間が誹謗するたびに、「このフィリピン野郎!」と叫ぶ。 生まれたときから、あるいは幼いときからずっと日本に住んでいて日本語だけを話しているハーフの子供であっても、「フィリピン野郎!」と怒鳴られる。

なぜ、フィリピン人とのハーフである必要があったのか?

ドラマを見ていくうちに、まったく必要性の無い設定であることが分かってきた。 ただ単に、どこかの外国人に見えるから差別を受ける、そんなことを脚本家は言いたかったのだろうか。もしそうならば、あまりにもお粗末である。 別にフィリピン人のハーフでなくても良かったのではなかろうか。 しかし、仮想の国名では具体性に欠けるからとりあえず、フィリピン人だったのだろうか。

このドラマを見ても、周りにフィリピン人の知り合いがいなければ、何も感じないままに、最後まで見続けていた人も多かったことだろう。しかし、外国人の方が自分の身近にいるという環境の方は違った見方をしていたかも知れない。

フィリピン人が身近にいれば、なおさらのことだ。ましてや、奥様やご主人がフィリピン人なら言わずもがなだ。

あとで、分かったことだが、ドラマの最終話とその前の週は、脚本家が変わったそうだ。 

差別問題を取り上げたかったのか、裁判制度が変わったことを取り上げたかったのか、在日KOREANのことを言いたかったのか、さっぱりわからんドラマだった。

”人間愛”がテーマなら、最初にHPに書いてあったようにもっと真剣に精査してドラマ作りをしてほしかった。

それと、”あの言葉”を耳にするたびに、不快な思いをしていた人がどれほどいたことか。 TBSと脚本家は、もう二度と同じようなことを繰り返さないと公言してほしい。

いろんな障害を乗り越えて国際結婚をして、生まれてきた子供はすべて差別を受けるのか?あるいは、フィリピン人と日本人の子供だから差別を受けてきたというのか?

何を言いたかったのか焦点が完全にぼけてしまったかやくご飯のようなドラマはもういらない。

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コメント

NEOさん、コメントもう少し待ってくださいね。

投稿: Ishin | 2009年7月11日 (土) 22時23分

私なりの 意見
 感想を かきました

宜しかったら 一度 お読み 下さい


皆さんの ご意見とは 反対かも  ですが・・

投稿: NEO | 2009年7月 8日 (水) 22時28分

cocomiさん、僕も最初のうちは、きっとあとから「フィリピン野郎」の裏の意味とかが出てきたり、もっと説得力のある背景やその奥底に潜む問題に焦点を当てて追究していくのかと思っていましたが、まったく期待はずれでした。
今から考えても中途半端の思えるシーンがいっぱい思い出されます。

フィリピン人のハーフという設定でなかったら、見方も変わったかも知れませんが、それでもあのなんでもありの脚本では似たり寄ったりかも知れませんが...。

投稿: Ishin | 2009年7月 6日 (月) 23時55分

noriさん、見なくて良かったかもしれませんね。僕は、いろいろ気になったので、最後まで見ていましたが、楽しめるドラマではなかったです。

投稿: Ishin | 2009年7月 6日 (月) 23時43分

この話は考えれば考えるほど、何を言いたかったのかわからなくて、混乱してしまうんです。

真面目に考えることが馬鹿馬鹿しいほど、薄っぺらでその薄っぺらな中身の裏にはもっと厚いメッセージがあるかとどんなに考えてみても、私の頭では想像できないんですよね…。

今回ペンの暴力を実際体験して、直接怒りをぶつけられない苛立たしさを初めて感じました。

投稿: cocomi | 2009年7月 5日 (日) 20時53分

私は初回を見て創造していた番組とは
違う感触をもったのでそれ以降は見ていません。
見なくてよかったのかも。

投稿: nori | 2009年7月 5日 (日) 07時37分

NEOさん、まとまらなくても良いですよ~!
自分の気持ちに素直になって書けたらいいんじゃないでしょうか?

投稿: Ishin | 2009年7月 1日 (水) 23時56分

コメントを 書き始めて 余りにも 長くなったので これなら ブログで 書いた方が…

と 書きだしましたが

うまく まとまらなくて (ΘoΘ;)

また そのうち 書きますヾ(^_^;

投稿: NEO | 2009年7月 1日 (水) 07時19分

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